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「TILTOWAITの日常 ー後編上ー」  

※この物語はフィクションです。ゲーム内の職業を表す呼称として君主や司教といった言葉が出てきますが、
あくまで職業を表しているだけで、階級や権力の有無には関わりません。




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準備を終えたティルトのメンバーは、旅立ちの門から出発する。
不思議な扉が見つかった場所は、クオパティ法制院の管轄する大陸内にある遺跡の奥地だ。
遺跡の奥地で待ち受けるものとは・・・・? そして奥地で明かされる真実とは。
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「そういえば遺跡の入場許可証はぐりちゃんが取ってきてくれたんだよね?」
アウル・アエンダがぐりに尋ねた。

「あ、うん。僕は仕事忙しくて探索には参加できないから、これくらいはと思って。」
ぐりが歩きながら答える。

「ただ結構急だったから、馬車途中までしか用意できなかった。」
ぐりはちょっとしょんぼりしている。

「いや、それでも十分助かってるけどな。」
ふるぼっこがすかさずフォローを入れる。

「うんうんw」
リリーもそれに賛同する。

「あ。見えてきたよ。あそこだよね。夕闇の遺跡・・・だっけ?」
ぐりが指し示す方向に、荘厳な雰囲気を持つ遺跡が見える。
イメージ図 ※イメージ図


「地上部分は観光地になってるんだっけ? 夕日に照らされて綺麗だからこの名前なんだっけw」
ピピンがその遺跡について答えた。どうやら多少有名な遺跡のようだ。

「そうらしいなw
まぁ俺達が行くのは地下深くの騎士団たちが完全には制圧できてない区画だからな。みんな気を抜くなよ。」
ボウモアがそう言うと、メンバーは遺跡の中へと足を踏み入れた。
仕事が忙しいぐりとはここでお別れだ。


「ラルちゃん、扉はどこにあったん?」
ミカンがラルディルに尋ねた。

「えぇとですね・・・。こっちの奥の・・・、魔方陣で・・・ 」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ティルトの一行は、ラルディルとそれに同行していた3人の案内で、扉の前までやってきた。

「自分達も色々調べたんですが、結局開かなかったんですよね・・・。」
巨大な扉の前でラルディルが少ししょんぼりした表情で話した。

「かなり頑丈な造りだなぁ。ごり押しじゃ開きそうにないぞ。」
ふるぼっこが杖でカンカンと扉を叩きながら言った。

「ここまで来る道中周りにいた敵はみんな雑魚ばっかだったしな・・・。」
ボウモアも頭をひねる。メンバー皆がどうやったら扉が開くか考えている中・・・。

「つ・・・疲れた・・・。」
アウル・アエンダがそう言って扉の近くにあった特に何の変哲もない台座に腰掛けた。

ドグシャァ!

「キャー!!!」
アウル・アエンダの悲鳴が遺跡内に響いた。
何事かと集まるティルトのメンバー。

「あいたたたた・・・・。」
盛大にお尻を打ったアウルアエンダがお尻をさすっている。
どうやらもろくなっていた台座に腰掛けたせいで、台座が崩れたようだ。

「アウルさんww だいじょ・・・ん?」
リリーが何か異変に気が付いた。

「どうしたリリーさん。」
ボウモアがリリーに尋ねる。

「なんかこの台座の下の床・・・色が違うような・・・。
うーん。」
リリーは何か考えたのか、突然魔法を詠唱し始めた。

「おいwwちょwwwに、にげろーー!!1111」
みんなが台座から逃げた一瞬後、リリーはスチームエクスプロージョンを台座めがけて発射した。

ボーーーン!!!(各自再生お願いします)





「あぶねえええええええwww」
「死ぬかと思った・・・。」
皆が必死になっているのをよそに、リリーは魔法を打ち込んだ床に大きな穴が開いているのを確認した。

「やっぱり。隠し通路だ。」
リリーの一言に、皆が一斉にその穴の開いた床に視線を向けた。

「おおーー! すごい、さすがリリーさん!」
アウル・アエンダがリリーを褒める。

「いやw アウルさんが崩したから気付いただけw」
少し誇らしげなリリーだ。

「これどこに繋がってるんだろなぁ・・・・。」
ミカンムシが穴に顔を突っ込んで奥を覗き込んでいる。普通ならトレマーズに食われてしまいそうな展開だ。
トレマーズ {呼んだ?


穴はヒューマンが1人通れる位の大きさのようだ。

「モンスターの気配はする?」
ピピンが心配そうに同じく穴を覗き込む。

「いやー、特にそんな気配はしないけど・・・。
んー。ちょっと見てくるか。ラルちゃんカモン!」

「あ、はい!」
ラルディルはそういうと、ミカンを先頭にして穴の中へ進んでいく。

「気をつけろよ。」
ふるぼっこが声をかける。

「はい、いってきます!」
ラルディルは元気よく答えた。

少し歩いただろうか? 穴は小さな小部屋へ続いていた。
小部屋の中には不思議な装置が設置してある。どうやらその装置は扉の方へと繋がっているようだ。

「なんじゃこれ・・・。埃まみれだけど・・・。」
ミカンムシは目の前の装置の埃をフーッと飛ばした後、どうしたものかと悩んでいる。

「これは・・・・。」
ラルディルはこの装置に何か見覚えがあるようだ。

「何かわかった?」

「いえ・・・以前本か何かで見ただけなんですが、古代ドラグーン時代の装置で、
 【人ならざる者】 の魔力で動作する・・・機械だったような・・・そうでないような・・・・。」

「人ならざる者・・・。なら丁度いいね!」
ミカンがポツリと口にする。

「へ?」
ラルディルがポカンとしていると、ミカンは装置によじ登った。

「よっこいしょ。」
ミカンムシは装置にまたがると、装置に向かって魔力を放射する。

「外部からの魔力供給で動くかなぁ。」
ミカンムシは引き続き魔力を送っている。

すると、静寂を保っていた装置が、ゆっくりと起動し始める。
装置から扉の方向へ繋がっているパイプのようなラインに光が伝わっていく。

ゴォォォォォン

「おお! す、すごい・・・じ・・・自分も何か・・・。」
ワタワタしながらも、ラルディルはミカンムシの真似をして魔力を装置にこめてみた。

「む・・・・?」
人間の魔力は受け付けないと説明していた装置に、ラルディルの魔力も吸い込まれていく。
ミカンムシは心に引っかかるものが出来つつも、ありったけの魔力をこめて装置を起動した。



[ーーーー遠くでガコンと何かが外れるような音がした。]




第4話へつづく⇒第4話はこちらから

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